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教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリング(公認心理師)、グループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
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瀬尾まいこのエッセイ、「ありがとう、さようなら」「見えない誰かと」を読んだ。とても、すがすがしい気持ちになった。心が洗われるとはこういう心境だろう。
彼女は京都府の北部の中学校で国語の教師をしている。同業者だ。彼女の小説はすべて読んだ。とても温かい小説だ。
エッセイには、彼女の教師としての体験が書いてある。同業者としてドキドキしながら読んだ。同僚の教師や教えた生徒も読んでいるのに、どーするの?と思ってしまうからだ。書き出しはハラハラする。こんな悪い事を書いていいのと思ってしまう。でも、最後はその人のいい面を見つけて終わる。ポジティブというか、こんなふうに人のいい所を見つけられる人って素敵だなと思う。
彼女は人見知りだというが、人が好きでたまらないのだ。エッセイの中にこう書いている。
「生徒が嫌いになったら教師を辞める」
嫌になることの方が多いけれど、それでも生徒が好き。その気持ちがなくなる時はキッパリ教師を辞める。
そうだよな。これが教師の原点だ。
今のところ、僕も生徒は嫌いではない。
でも、好きだとストレートに言えない。
そう言えるようになりたいと、彼女のエッセイを読んで強く思った。
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