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教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリングとグループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
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リクルートの『キャリア・ガイダンス』405号に掲載されていた、神奈川県立藤沢清流高校の実践を見てみよう。藤沢清流高校は単位制普通科で718人の学校である。大学進学は55%である。
1年国語総合(古文)では、漢字テストの後、基礎文法について講義、設問をグループで話し合い、解答と理由をホワイトボードに記入して、発表する。グループの全員が説明できることが目的である。説明は以前と変えていないのに、説明がわかりやすくなったという意見がある。
1年コミュニケーション英語では、単語テスト、配布されたプリントをグループで音読、全員起立して音読、内容をグループごとに教え合い、意見をとりまとめて発表する。授業の初めに毎回アクティブラーニングの意義を説明する。
1年現代社会の授業では、経済動向について講義、グループに分かれて「非正規雇用と景気の関係」について話し合い、意見をホワイトボードにまとめる。巡回しながら生徒の理解を確認する。質問を投げかけて会話を弾ませたり、時間を区切る工夫をしている。歴史では事前に知識が必要になるので方法を変える必要がある。
2年古典B(漢文)の授業では、小テスト、ペアやグループで読み方や書き下し文を教え合う。一つ一つの作業をストップウォッチで計っている。
2年数学Ⅱの授業では、板書された問題に対して生徒が自由に発言する。わかった生徒とわからない生徒で席を移動させグループを作り、解答の導き方をホワイトボードにまとめさせる。講義型でも生徒が声を出したり頭を動かす時間が必要。そして生徒の答えはほめる。

生徒の目の輝きが違ったり、意欲が目に見えて上がったり、やる気のない生徒が激減した。しかし、グループワークになじめない生徒もわずかながらいる。先生方も準備のために負担が増える。教員の温度差もある。

けっして学力の高くない学校での3年計画の取り組みである。講義とグループワークの組み合わせを工夫している。どの授業も単に答えを求めるだけでなく、理由や考え方を説明できるように目標設定している。これはかなり高度な目標である。一朝一夕には行かないが、生徒も徐々に慣れてきている。工夫を加えながら継続することの必要性を感じる。
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