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教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリング(公認心理師)、グループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
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漢文特講と並行して、現代文演習をしている。
こちらの方は手抜きで、過去の模擬試験を(センター過去問は国語に関しては二度とでないが、模試の過去問は可能性は0ではない)40分で解答させて、残りの30分は解答解説を配布して自己採点と自己解説をさせるというもの。
でも、それだけでは面白くないと思ったので、40分で解答させた後、4人組になって答え合わせをさせた。もちろん、正解は配らずに。それを教師は横で見ているのだが、実に面白い。必死で解答した後だから、自分の解いた道筋は鮮明に覚えている。それを口に出して説明することで、さらに鮮明になる。ただ、それが正解とは限らない。4人であーだこーだと言っているうちに、はたと気づく瞬間がある。そして、正解に近づいていく。恐ろしく時間がかかるが、時間内で6問教師が解説するよりも、たとえ3問しかできなくても確実に力がつくと確信した。
この技法は協同学習のものだが、補習で使えるとは思いつく人は少ないだろう。補習といえば、教師が必死になって解説する。そりゃ、答えを見ての解説だから、後出しジャンケンのようなもの。しかも、生徒の解答する倍近くの時間をかけて解決を考える。しかし、生徒と一緒に40分で解答してみると、そんな余裕はない。つまり、教師の後出し解説というのは、教師にとっても労多く、生徒にとっても益の少ない作業なのだ。
この協同学習スタイルの補習なら、教師も労が少ないし、生徒も益が多い。いつもいつもは食傷ぎみになるかもしれないが、たまに試してみられることお勧めする。、
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今日から漢文の補習。
テキストは「センター漢文解法マニュアル」三羽邦美(ブックマン社)。
この本はスグレモノ。句法や重要語句を中心としたセンター試験の問題が集めてある。漢文は句法といわれながら、それが入試にどのように出ているかをこれだけ集約的にまとめた本はない。この本を1冊しっかりやれば、センターの漢文の点数は飛躍的に伸びるはずである。
受講者は4人。1問ずつ当てて答えとその根拠を述べさせる。ちゃんと説明できないと教師のツッコミが入る。これは勉強になるはずである。3日間であるが、センター漢文の点数は少なくとも30%は上がる。
センター試験が楽しみである、なんて、大口を叩いて大丈夫?でも、この問題集はお勧めです。
明日から期末試験。そしてその前日の5、6時間目は総合的な学習の時間で、「実践的表現講座」という一種の国語表現の授業を担当している。選択している生徒は20人なのだが、なかなか手強い。毎時間、生徒を満足させられるのか、いや、いかにわずかでも授業に気持ちを向けさせるのか、勝負の連続である。
で、今日もあるプログラムを胸に秘めて、決戦の場に臨んだ。しかし、開口一番、生徒の要求は「自習」であった。さて、勝負である。ここですんなり自習するという完全敗北、2時間授業を完うするという玉砕戦術。これは99%、いや100%失敗する。そこで、勝負に出た、1時間は授業をする、6時間目は自習。生徒は渋々納得してくれた。課題は、業界や職種を説明した後、自分の知っている業界の会社名を書くことと、自分が適していると思う職種を書くこと。
一部の生徒は熱心にやってくれた。その他の生徒もほとんどが取り組んでくれた。6時間目はちゃんと自習していた。
1勝1敗、いや、互いにとってよかったのではないか。次週、仕切り直しである。
恥ずかしい話だが、授業が騒がしい。
3年のこの時期になって、制圧しておかなければならないのだが、手強い。震源地は一人ではない、いたる所から不規則発言が起こる。授業に無関係な話が、私語ではなく公語として教室中を飛び回る。しかし、時々授業に参加してなかなか良い意見を言う。授業を妨害しようと言う悪意はない。ただ、話してしまうのだ。
滅多にないが、堪忍袋の緒が切れて大声で怒ることもある。その効果は3分程度。生徒は叱られなれているのだ。学校でも家でも。それならばと、沈黙作戦に出る。授業の語りを中断して教師が黙る。すると、その空気が教室の中にジワジワと浸透していく。最後まで空気が読めない生徒に、「おまえ空気読めや」とツッコミを入れる。生徒は言う。沈黙に耐えられない。
そこでわかった。生徒たちは子どもの頃から騒音の中で生活している。滅多に勉強しないが、勉強するときもテレビをつけながら、音楽を聞きながら。勉強中は必ず音がある。音がなければ不安になる。だから、しーんとした教室で授業を受けるのが苦痛なのだ。と大胆な仮説を立ててみる。
2週間の教育実習が終わった。今年は、インフルエンザ休校の影響で、1週目は中間試験と重なり、実習生が先生の授業を見る機会がなくなり、いきなり授業に突入という形が多かった。
僕の実習生も、試験返しの後、今週の頭からいきなり授業を持ってもらった。そうか、試験を返したのは、今週の月曜日だったのだ。一カ月前のような気がする。それぐらい長い1週間だった。指導教官の僕がこれだけ感じるのだから、実習生にとっては、どれだけの長さだろう。
最終日の今日、総括の会議をした。僕は、授業は教材研究の10分の1程度しか出せない、それぐらい教材研究が必要だとか、教師はだんだん馬鹿になるから、若い頃に勉強しなさいなどと、自戒を込めて言った。
総じての総括は、「若さがない」だった。若さの特権は、失敗できること。失敗してもいいからもっと大胆な実習をすべきではなかったか。確かに、最近の若い人は、こじんまりまとまっている。大胆さが失われている。年老いた僕らは、そうしたエネルギーを求めていることの表現かもしれない。
とにもかくにも、ご苦労さんでした。
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