教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリング(公認心理師)、グループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
先週に引き続き、奈良の地を踏んだ。今日は学園前。学園というのは会場になっている帝塚山学園である。近鉄の駅から見える建物は、これが学校化と思わせるほどモダンな建物である。ここに、幼稚園から大学まであるのだから、その規模は驚くほどでないかもしれないが、高校と考えると、公立の10倍以上立派な建物である。
午前中は、国立奈良博物館の西山厚氏の講演。大仏などの文化財の話なので、教育相談と何の関係があるのかと思っていたが、西山氏は、文化財の話を子どもに話して回っている。3歳から105才までには同じ話が通じるというのが信条で、その話の魂が伝わる、伝えるという点で、つながっていた。滅多に聞けない、貴重な話だった。さすが奈良である。
午後の分科会の発表も刺激になった。1つ目は西宮の小学校の先生が集まってライフスキルの研究をし、本としてまとめられた話。全学相で本を買っていたので、興味があったし、内容も期待どおりだった。ジャンルの組み合わせが非常に参考になった。2つ目は、教育と福祉と心理の職種間連携の発表。自分が自分がという思いが強く、それぞれの立場を主張し過ぎるあまり、肝心要の生徒が引っ張り回された。船頭多くして舟山に登るなんて悠長なことは言っていられない。なんせ、生身の子どもを扱うのだから。3つ目は、キャリア教育で中退を防止した工業高校の発表。先生の、パワフルで、しかも、良い意味でいい加減な姿勢が、生徒たちに伝わって、3月まで中途退学は0であった。素晴らしい実践だった。
午前中は、国立奈良博物館の西山厚氏の講演。大仏などの文化財の話なので、教育相談と何の関係があるのかと思っていたが、西山氏は、文化財の話を子どもに話して回っている。3歳から105才までには同じ話が通じるというのが信条で、その話の魂が伝わる、伝えるという点で、つながっていた。滅多に聞けない、貴重な話だった。さすが奈良である。
午後の分科会の発表も刺激になった。1つ目は西宮の小学校の先生が集まってライフスキルの研究をし、本としてまとめられた話。全学相で本を買っていたので、興味があったし、内容も期待どおりだった。ジャンルの組み合わせが非常に参考になった。2つ目は、教育と福祉と心理の職種間連携の発表。自分が自分がという思いが強く、それぞれの立場を主張し過ぎるあまり、肝心要の生徒が引っ張り回された。船頭多くして舟山に登るなんて悠長なことは言っていられない。なんせ、生身の子どもを扱うのだから。3つ目は、キャリア教育で中退を防止した工業高校の発表。先生の、パワフルで、しかも、良い意味でいい加減な姿勢が、生徒たちに伝わって、3月まで中途退学は0であった。素晴らしい実践だった。
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