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教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリング(公認心理師)、グループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
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『学び合い』の研修会に参加した。
橘大学で一度聞いたが、もう一度聞いてみたかった。
西川先生は相変わらずパワフルに、
『学び合い』とは対局の、一方的な語りで、
『学び合い』について話した。
一種の教祖的なオーラが出ていた。
最初に課題を与えて、後は生徒同士で教え合う。
立ち歩いてもいい。一見、学級崩壊のようにも見えるが、
子どもは課題を完成するために、あらゆるリソースを使っているのだ。
それだけで平均点が80点になる。
基本はクラス作り。
そのために学校の大半の時間を占めている授業を活用する。
学び合う中で、子どもは、大人になるために一番必要な力である、
人とかかわる力、コミュニケーション能力を身につける。
続いて、小学校や中学校、スイミングスクールや塾で、
実践している先生の発表があった。
みんな30歳以前の若い人だった。
素晴らしい発表だった。
僕が30歳までの時にあれだけのことができただろうか。
(でも、そういえば、林竹二の本を読んだっけ。
それなりにはしていたのだなぁ。)
発表の合間にフリートーク。
これは質疑応答ではなく、
参加者が立ち歩いて、話したい人と話す時間。
まさに、『学び合い』である。
年下の先生に教えられる所が多かった。
頑張らなくてはという気になる。
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日本学校教育相談学会の近畿ブロック大会を無事終えた。
今年は主催する立場。
1年前から綿密な計画の元に準備を積み重ねてきた、ということはなく、
他府県の先生から、「たいへんだったでしょう」と言ってもらうのが気の毒に感じるぐらい、楽勝でした。
それは、僕の能力ではなく、経験と他の人の協力の賜です。
だいたいの筋道が見えれば、細かなことは臨機応変に対処できる。
逆に、細部まで綿密に計画していると、
一つアクシデントが発生した時に、即時の対処ができない。
本当の意味の「いい加減」「適当」が必要です。
で、内容だが、
午前は全体会で、スクールソーシャルワーカーの話。
これからは、スクールカウンセラーの時代ではなく、
スクールソーシャルワーカーの時代。
格差社会が益々激しくなる中で、
気持ちより生活から蝕まれるようになる。
マズローの欲求階層の下位の部分が問題になる。
どこまで、どのように介入するかが課題になる。
午後は、3つの分科会に分かれて研修。
個人指導の事例、学校組織の事例など、多種多様な発表があった。
とはいっても、僕は本部で留守番。
とりあえず、大過なく修了することができました。
産業カウンセラー協会のフォローアップ講座で、
久しぶりにロールプレイのカウンセラー役をやった。
養成講座では、月に2回、やり倒したのに、最近はしていなかった。
ケースについては、ロールと言えども守秘義務があるので言えないが、
少し突っ込んだカウンセリングをした。
カウンセリングというと、傾聴、傾聴、ひたすら傾聴ですが、
それではなかなか進まない。
余り急いてはいけないが、適度に質問をしながら、傾聴するようにしました。
また、カウンセリングでは、解釈してはいけないと言われていますが、
ある程度の見立ては必要です。
それにこだわることなく、絶えず修正を加えながら、聴きました。
ロールプレイとはいえ、相手の身になって、相手を尊重して聞くことには変わりありません。
要するに、いかにしてクライエントの役に立てるか、
クライアントが気持ちを整理したり、何かに気づくことを手伝えるか。
そこが肝心です。
 
キャリアコンサルタントのNPOの会員内の研修会で講師をさせてもらった。コミュニケーションに関する研修です。社会人基礎力から始めて、時間の構造化、基本的な構え、上手な話し方、話題の探し方、上手な聞き方など、盛り沢山。沢山過ぎて、早口になってしまったのは反省点である。研修の後、受講した会員からフィードバックをもらった。これがありがたかった。言ってもらったことは、若年者支援の対象者は、高校生よりレベルが低い人が多く、レベルもバラバラである。対象に合わせて研修をする必要がある。確かに、今の学校の生徒にしているのと同じ程度の研修をしたが、恵まれた環境の中で授業させてもらっていることを改めて気づいた。
「想の会」と言います。
年に2~3回参加させてもらっています。
そこに行くととてもいい勉強になります。
教育大の卒業生や学生が十数人集まって熱心に勉強しています。
本来なら校内でこんな話ができたらいいのですが、
悲しいかな、そんな熱心な先生はいない。
いても、そういうことにはならない。
そういう欲求不満を解消してくれる場でもあります。
議論は相当厳しく突っ込んだものになります。
今日は、「山月記」の実践報告で、
プリント授業の是非について、侃々諤々議論をしました。
思わず僕も熱くなりました。
それでいて険悪にならず、お互い充足感が満ち満ちています。
思えば、学生時代のゼミってこんな雰囲気だったなぁ。
古き良き場所がそこにありました。
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