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教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリング(公認心理師)、グループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
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7月の続きの事例研究だった。
じっくりと事例を文章に起こして検討するのは初めてである。
メンバーが一生懸命なので、次々と鋭い、
そして、ロールをした当事者にとっては、厳しい意見が続出した。
それだけに深まった。
これだけ過激な研修会を可能にしているのは、
やはり講師の人柄だろう。
酒林先生は飄々としているが、鋭い。
ポイントは逃さないで、ツッコミが入る。
時々外れるが、「御免御免」ですんでしまう。
それが魅力だ。
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河合塾の講師に、現代文のマーク式と記述問題の授業を見せてもらった。
予備校生のセンター試験の点数の比較をしたところ、一番伸びたのが英語、一番伸びが悪かったのが国語というデータを紹介していた。国語の中でも、伸びの小さい順に、小説、古文、評論、漢文になる。小説はセンスの問題、古文は基礎力の不足が原因であると分析していた。また、マーク式と論述式の相関関係も低く、マークができるからといって、論述ができるわけでもない。ということは、マーク式の補習と論述式の補習を別々にしなければならないということになる。
授業の方は、一文一文丁寧に読んで解説した後、設問を解答し、選択肢を一つ一つ検討して、不適切な部分も指摘するというオーソドックスな展開だった。目新しさはなく、やっぱりこのパターンしかないかと思った。もっとも、成績上位者は授業をしっかり聞くだろうが、中位者以下になると、説明についていけなかったり、退屈したりするだろう。特効薬はなさそうである。
論述問題の分析は面白かった。文中の根拠が、傍線の近くにあるもの、複数あるもの、遠くにあるもの。根拠の部分を単純につなげればいいもの、比喩や具体例を説明する表現力を必要とするもの、根拠になる部分を並べ替えたり付け加えたりして構成力の必要なもの、に分けていた。生徒にどういう力をつけることが必要かがわかりやすくなった。
さすが予備校の講師という部分もあったが、負け惜しみではなく、講義に専念すればあれぐらいはできそうな感じだった。
とにかく、いろいろな意味で参考になった。
今年は免許更新講習の試行の年。
無料で講習が受けられる。
2つ申込んだが、1つしか当らなかった。
それが、かな書道の講習。
参加者の中で、実際に書道を教えているのは2人。
かなを書いたことがあるのが3分の1程度。
後は、かな書道の初心者。
講師の先生は驚いていたが、当然だろう。
そもそも高校の教師で更新の年に当る書道の先生が50人もいるはずがない。
今回は無料で、開講される講座も少ないので、申し込み者が殺到した。
来年度、金を払って受講しようとする人は、書道の先生か、書道に興味のある人に限られるだろう。
真面目な先生で、それでも、基本から教えながら、授業をする時のポイントを丁寧に説明していた。
運筆から初めて、基本書体、変体仮名、連綿等の基礎をした後、
高野切れの臨書をした。
続いて、寸松庵、関戸本の臨書までを6時間でした。
基礎からみっちり教わったので、僕としては大満足の講習でした。
しかし、これが、教員免許の更新と何の関係があるのか、
僕は少なくとも国語の教師なので、かすりはするが、
他教科の先生で、かなを書いたことのない先生にとっては、
カルチャーセンターのようなものだった。
中学校の教育相談の校内研修会の講師に行ってきました。
2日連続の研修会の1日目の午後の前半の駒です。
午前の講演が長引いたのでお疲れの中、
午後2時の眠りの時間にぶつかる。
ここは、実習しかない。
というか、僕は講演ができないのでいつも実習をしてもらう。
最初に教育相談の全体像を示して、
教師にしかできない教育相談の必要性を説明しました。
それは、集団を相手にする開発的教育相談です。
実習はまず、エゴグラムを書いてもらい、自己理解をしてもらいました。
次に、それを使って、アクティブリスニング、傾聴練習をしてもらいました。
次に、ブリーフカウンセリングを使った、問題解決方法の説明。
次に、インプロのメニューである、トランプ・ステータス。
校長先生も教頭先生も入っていただき、トランプの札によって序列を決めるという無礼講ワーク。
そして、情報交換ゲーム「オモロー村」をして振りかえりをしました。
どの先生も積極的に参加していただき、寝る暇がありませんでした。
実習を中心にした研修は、講師は何もしないので楽に見えますが、
皆さんに動いていただけるよう配慮しなければならないので、
ぐったり疲れます。
でも、お役に立てて良かったです。
二日目の分科会は認知行動療法。
結論から言えばはずれだった。
グループワークをさせようとするのだが、指示や時間管理があいまい。
内容も、僕の理解している認知行動療法と違う。
質問してみると、それは古いらしい。
いつの間に変わったのか。
新しい療法は、やたら他の療法をデフォルメして貶め、
自らの療法を持ち上げるという、いかがわしい手法。
講師の問題か?
それでも、評価できたのは、自らカウンセラー役になって、ロールプレイを受けたこと。
僕も協力して厄介なクランエントを演じる。
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