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教育の職人のぶさんの、国語教育とカウンセリング(公認心理師)、グループワークとキャリア教育、長年鍛えた職人技をお目にかけます。
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京都文教大学の学長の鑢(たたら)先生を囲んでの常照会。
何と贅沢な会でしょう。
鑢先生は、いつも黙って座っていらっしゃる。
偉大なる中空。
メンバーが互いの話に共鳴しないながら、話を繋いでいく。
そう、ペーシック・エンカウンターグループです。
メンバーは、研究会のOBやOG、現役の先生もいる。多士済々。
中には、3時間、一言も発せずに座っている人もいる。
それもあり。
そんな雰囲気の研究会です。
何を研究しているのか?と問われると答えに窮してしまう。
でも、言えることは、そこに行くと心が安らぐことです。
今回は、終了後、忘年会に繰り出しました。
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目を覚ますと6時半。早速、今日の発表のパワーポイントの手直し。
宿泊料に含まれている簡単な朝食を食べてホテルを出る。朝食付きで4,300円は破格だ。

会場についてしたことは、店開き。本を38冊持ち込んだ。昨日は、この教室が会場にならなかったので、人が出入れが少なく、余り売れなかった。売れ残るとどうして持ち帰るか。

午前のエクササイズ・セッションは「ボイス・セラピー」。
精神世界の怪しい世界、ワクワクする。
最初の「あおうえいヒーリング」は授業でも使えそうで面白かった。
「あ」は上に伸びる音、「お」は大地からエネルギーをもらう音、
「う」は自分を見つめる音、「え」は横につながる音、「い」は前に出る音。
次は、詩の朗読。恥ずかしながら、国語の教師でありながら、こんな真剣に詩の朗読をしたのは30年間で初めて。僕は、声にコンプレックスがあった。話し掛けても声が届かなかったり、何度も聞き返されたり。なのに、僕の声をペアになって詩を読んだ女性がほめてくれた。全体で読んでいる時から、隣で声を出している僕の声をいい声だと思っていたと言ってくれた。オーバーではなく、天にも昇る気持ちだった。
途中、ちょっと議論になったが、最後の倍音声明までこなした。
最後まで、いや段々怪しさが増していった。

そして、午後のレポート・セッションは僕の「キャリア&コミュニケーション教育ワーク・デザイン」。
10年間の実践の集大成の発表。45分間しかないので大急ぎ。でも、ポイントは伝えられたと思います。色々質問していただき、ありがたかったです。
感じたことは、僕の実践は自信を持ってもいいものだ、それをもっとアピールしてもいいんだということ。自分の弱さを痛感した。そして、頑張らなくてはという思いが強くなった。新たな闘志が沸いてきた。

全体会でふり返り。色々学ばせてもらったし、なにより、ここに来れば仲間がいる。でも、そのために来るのは寂しい。仲間を連れて来れるように、積極的に動こう。

本も完売。身も心も鞄も、軽く、京都へ帰りました。
今年もやってきました、南山大学。
まずは、津村先生のワークショップ「教育ファシリテーションプログラムを検討する」
実際に看護学校で実施されたプログラムをやりました。
ファシリテーターとメンバーが話し合いをしているのを、オブザーバーが観察するというスタイル。なかなかシビアです。
僕はオブザーバーをしました。
ふりかえりでは、コンテンツについてのふりかえりと、プロセスについてのふりかえりを別々にして、その後で、オブザーバーを交えて、ふりかえりを含めたふりかえりをするという超重層的なプログラム。
でも、非常に実践的で、色々なものが見えてきました。
でも、ファシリテーター役の人にとっては、きつい実習でした。
でも、その分、勉強になりました。

昼食後、日本ファシリテーション協会の前会長の堀氏による講演。
協会の宣伝と裏話と、ファシリテーションの可能性について話された。
とてもシャープな口調でしたが、そこは関西人、絶えずウケを意識していました。余裕があって、それが次々とアイディアを生み出す源だなぁと思いました。

エクササイズ・セッションは、グループワークトレーニングの新財体験に参加しました。講師の上石さんは、小学校教師を辞めて、プロとしてやっている。なかなか難しいらしい。でも、一日中、アイデア探しは楽しそうでした。中学生のころからの400冊のメモ張、これがネタもと。若手漫才師のようだ。発表された新財は、まだ開発途上、原石だ。だから、却って面白い。財がどのように生まれていくのか、体感できた。

レポート・セッションは、盟友の浜松の山口先生の「ピア・サポート活動」の発表。とにかくパワフルです。放課後の生徒を集めてのピアサポート。英語の授業の学び合い的な取り組み。僕ももっと前進しなければならないと奮い立たせてもらいました。

1日、充実した研修の後、お楽しみの懇親会。色々な人と話しました。堀さんとも話しました。ファシリテーション・グラフィックの板書への活用、職員会議へのファシリテーションの導入など、熱く語りました。5回目になるので、顔なじみの人が増え、交遊の広がりと深まりを感じました。その後、名古屋駅周辺の立ち呑み屋へ。久しぶりに日が変わるまで呑みました。何を喋ったか覚えていないが、楽しい時間でした。

定宿のビジネスホテルに帰って、風呂にも入らずすぐに寝ました。


キャンパスプラザ京都で、第6回のフォーラムに参加した。
今年のテーマは、キャリア教育。
高校と大学で、どのようにしてキャリア教育を繋いでいくか、当然考えなければならないテーマだ。
午前の全体会には参加できなかったが、コミュニケーション能力という言葉が連発されたらしい。

午後、鴎友女子学園中学高校と高知大学の発表があった。
鴎友は、中高一貫6年間で取り組んでいる。
私学の強みといえばそれまでだが、教育困難侯から進学校に建て直してきた原動力が、総合的な学習の時間の先取りとも言える取り組みだった。
高知大学は学生へのキャリア教育と、高校へ、総合的な学習の時間の出前授業をしている。スーパーサイエンスとか、学問分野でも連携はよくあるが、キャリア関係の連携は珍しい。教員免許を持っている高校の先生から冷たくあしらわれたというエピソードも話していた。大学の先生も昔とは様変わりしたが、高校の先生が一番旧態依然としているのかもしれない。

もう一つの分科会は、教科を超えた表現の活動というのがテーマだった。
市立高校の社会の先生の、小論文講座の発表だった。グループワークを取り入れている所が新味であった。が、発表者ですら、教育実習生に教えられて、こわごわ取り組み出したというのだから、グループワークのハードルの高さがわかる。でも、一斉授業の多い社会の先生が、グループワークを取り入れられたのは大きい。
もう1本は、早稲田大学の発表。論理的な文章の書き方。僕の実践と重なるものがあった。ビジネス界では常識の手法を紹介された。興味深い話であった。市立の進学校が、自校の取り組みを滔々と話し掛けたのには閉口したが、高校の評論教材の難解さが、論理的思考力の育成を阻んでいることが明らかになった。読めば分かる文章は授業では扱わない。でも、簡単に読めるが深い内容の評論こそがベストであるのに、難しげな言葉を弄して、偏った理論を展開している悪材が目立つ。
西舞鶴高校で、京都府立教育相談研究会の冬季研究会を実施しました。
今回は、外部から講師を呼ぶのでなく、
現場で、先進的な取り組みをしている先生に、その実践を発表してもらう場にしました。
専門家の話は、受身で受け止め、さすが専門家、でも、私たち教師は……と逃げ道を作りがちです。
しかし、同じ教師の取り組みだから、自分にもできる、やってみようという気になる。
勿論、素晴らしい実践でしたが、
その意味で、有意義な研修会でした。

帰り、車に乗せてもらって京都縦貫道を走った。
京都市内まで1時間。
これにも驚いた。
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